ただネジ山がなめているだけですとヘリサートを挿入して修理完了になるのですが、今回のヘッドは既にヘリサートで修理されているのですが、サイズが3/8・・・
鉄と違いアルミ鋳物は大きめに削り落として溶接肉盛りをしないとうまくいきません。
フロント、リア両方とも逝っておりましたので作業もX2です・・・
鋳物用の溶加棒を使用して肉盛りです。
肉盛り後、削って形成、鋳肌処理をしていきます。
見た目を気にしすぎて深追いしない方が無難ですね(笑
はい、こんな感じで無事修正出来ました。そしてここからの作業も肝心で、マフラー取り付け面に対して垂直に正確に穴をあけてネジを切っていきます。
まぁそもそもそれが目的の修理なんですがね(^^;
私はこんなジグを製作して作業しております。
フライス盤にセットして面を出して的な方が正確なんでしょうが、個人的にはこれで十分です(・ω・)
はい、このようにセットして下穴をあけたらタップでネジを切り完成です。
最初からヘリサートを仕込んだ方が強度が増すという話もありますが、とりあえずは直接ネジきりにしておきました。無事に完成です。
次回、プラグホールの修理もありますのでそのうちアップします。
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