シリンダーのベースガスケットが抜けてしまい修理中のS&Sナックルです。
綺麗に吹き飛んでおります。
原因はメーカー出荷時にシリンダーベースナットを締め忘れるという人為的なミスでした。
S&Sとはいえ、こんな事も多々あります。過去にも何回痛い目にあわされたことか・・・・
ピストンリングの合口もしっかりと揃っておりました・・・・なかなかであります。
しっかりと修理しておきました。Sさん、今年もガンガン乗りましょうね!
仕事とは関係ありませんが・・・
明らかに当店の旋盤ではキャパオーバーなサイズの鉄板を無理やりセットして削り込んでいきます。
バイトがビビリまくって表面仕上がりは残念な感じですが、面の精度はあまり関係ないので気にしません。
そこへサーキュラテーブルを使用して正確に10等分の穴をあけます。
次に鉄丸棒を32φに仕上げて、カラーを16個製作します。
このカラーを使用して、ホイールの8穴を埋めていきます。
半自動でガンガン溶接。
溶接ビードをスムージングして表面を均します。
ここに先に製作しておいた円盤をセットします。
こんな感じにセット。ホイールのセンターハブ穴径に合わせて円盤に段をつけておいたので、ホイールのセンターにしっかりセットできます。
そして、ラジアルボール盤にホイールをセット。正確に10個穴をあけていきます。
はい、できあがり!
22.5X8.25J PCD285.75というアメリカ規格のトラック用ホイールの完成です。
これでやっと車検が取れるぞ~
Aさん、ホイールの提供ありがとうございました!感謝です。