今回は、2000年式のツインカム88 FXDにS&S製のギアドライブカムキットを組み込みます。
組み込みます!といっても、先ずは↑この作業をしてピニオンシャフトの軸のブレを点検します。
シャフトのブレが3/100mm以上あると、そもそもギアドライブに出来ませんので注意が必要です。
この点検をせずに、軸のブレが許容範囲を超えたエンジンにギアドライブキットを組み込みますとギアの噛み合わせが悪くなって異音が発生したり、オイルポンプが破損・粉砕する等、致命的な損傷を招くことがあります・・・お気をつけくださいね。
ということで、今回は2.5/100mmだったので合格です。
こちらがカムサポートプレート。サルの顔のような形状です。
今回は2000年式と言うことでリア側のカムシャフト(写真左側)のベアリングが対策前のよく粉砕するタイプが付いておりましたので、そちらも合わせて交換になります。
こちらはクランクケース側のカムベアリング。こちらもカムシャフトが新しくなるので要交換です。
圧入するときの向きに注意が必要です。
そして、カムサポートプレートにギアドライブカムが取り付けられました。
後は、EVOのタペットブロックアライメントツールを2個使用して芯出しをしながらオイルポンプを組み付けてプッシュロッドを調整して作業終了となりますが、写真を撮り忘れてしまいました・・・・
もう少し頑張ってマメに写真を撮ったり説明文を書くように頑張ろうと思います。
Tさん、ありがとうございました!
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