本日も昨日に引き続きジグの製作です。
リアのアクスルを固定する柱↓
こちらは、アクスルシャフトの調整幅を任意で調整できるように、片方の全ネジシャフトの穴を長穴加工してあります。
また、スイングアームの車両にも対応できるようにシャフト固定ブロック自体の角度も自由に調整できるようにしてあります。
アクスルシャフトの高さ調整もスムーズに行えるようにスライド部には真鍮を使用してあります。
ワイドタイヤも330mmまで対応できます。
続いて、ネックチューブを保持する柱です↓
こちらは前回強度不足を感じていた部分だったので、今回は使用する材料から見直してみました。
まず、肝心な全ネジシャフト部ですが、今回は材質を45Cとし、ネジ部も特殊な台形ネジを使用しています。これにより、シャフト自体も普通の全ネジシャフトより遥かに高い硬度が得られます。
また、溶接時に生じる前後左右への収縮・熱膨張に耐えれる強度を確保する為、シャフトの根本に、STKM13A(機械構造用鋼管)を挿入してナットで締め付けることによって更に強度を確保してあります。
ネックチューブを固定するテーパーコーンは、真鍮で製作することで、締め付け時にネックチューブの内径にダメージを与えないように配慮してみました。
フレーム製作時に重要となるネックの角度もデジタル傾斜計を用いることで簡単に、正確に位置決め出来ます。
あとはエンジン・ミッションマウントプレートを製作して完成になります。
今日は帰ります。
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